留学・ワーホリ出発まで1週間を切りました。
先日、役所と税務署へ行き、さまざまな手続きを済ませてきたので、体験レポートを書いておきたいと思います。
その場所に行きさえすれば、職員の方が具体的な書類の書き方などを教えてくださります。
ただ、何も知らないで行くと、準備物が不足して出直しになったり、長時間待つことになったりすることもあります。
流れを事前に知っておくことで、準備万端、緊張せずに余裕を持って手続きを進めましょう!
役所手続き(転出届・国民年金・国民健康保険・住民税)
留学・ワーキングホリデーに行く場合、
- 1年以上行く=住民票を抜く(転出届を出す)
- 1年以内に帰国する=住民票を抜かない
というように、期間によって住民票の取り扱いが異なります。
住民票を抜く場合、基本的には、国民年金・国民健康保険・住民税の支払い義務はありません。(※任意加入や例外あり)
私は、留学・ワーホリ合わせて最低でも1年3ヶ月を予定しているため、
ことにしました。
こうすることで、海外滞在中の出費を抑えることができ、おそらく多くの方がこの方法を取ると思います。
①転出届を提出し、住民票を抜く
住んでいる地域の役所で手続きを進めます。「住民課」「市民課」といった窓口です。
窓口に行けば、記入する書類について教えていただけます。
私は、フィリピン3ヶ月間とオーストラリア1年間の予定ですが、
転出先住所には「オーストラリア」とカタカナで書いてください
と言われて、「それでいいの!?」と笑いそうになりました。
こちらで書類の準備をしている間に、保険課と税務課を回ってきてください
とのことで、言われた通りに回りました。
②国民健康保険・国民年金
私は退職してから国民健康保険・国民年金に加入していました。
保険課の窓口では、国民健康保険・国民年金の資格喪失手続きをします。
窓口で海外転出の旨を伝えると、必要書類を渡され、書き方を教えていただきました。
資格喪失日は、出国日の次の日とのことで、注意が必要です。
また、国民年金については、任意加入も可能です。
私は窓口で案内等されませんでしたが、
一時的に脱退すると、将来的にもらえる年金額が少なくなったり、海外滞在中に障害を負った際に障害年金が受給できなかったりすることがあるようです。
そして最後に、保険料の納付忘れがないかを必ず確認しましょう。
私の場合、
国民健康保険料については、10月初旬の資格喪失でも、10月分(4期分)は払う必要があるとのことで、100円だけ安くなった納付書を受け取りました。
国民年金については、9月分の支払いまでで大丈夫で、10月分は支払わなくていいとのことでした。(念のため、税務署にも確認を取りました)
③住民税
税務課の窓口では、海外転出の旨を支えると、
確認するので、待っていてください
(数分後)特に手続きはありませんので、住民課に戻ってくださいね
と、書類記入などもなく終わりました。
私の場合、
- 今年度分の住民税の支払いを終えていること(一気にまとめて支払った)
- 1月1日に住民票がなく1年以上日本にいないため、次年度の住民税支払い義務がないこと
といった理由から、手続きすることがなかったと考えられます。
住民税は、その年の1月1日時点で住んでいる市町村に支払います。
1年以上の渡航で住民票を抜く方であれば、12月31日までに出国すると、住民税の面でお得になるので、ぜひ覚えておいてください。
④最後に
最後に、もう一度住民課の窓口へ戻ると、
- 転出証明書(日本帰国後転入届を出す際に必要)
- 情報更新・印字がされたマイナンバーカード
を受け取りました。
どちらも日本帰国後、転入届を出すときに必要とのことで、保管しておきます。
また、マイナンバーカードの情報更新をしてもらう際に、事前に設定してある4種類の暗証番号を書く必要がありました。
この暗証番号は忘れている方も多いと思うので、メモ等があれば、持っていくことをおすすめします。
※役所によって手続き方法や必要な書類が異なることもあるため、事前に電話などで確認しておくと、無駄足にならずに済みます。
準確定申告
【確定申告】とは?
そもそも【確定申告】とは、
その年の1月1日から12月31日までの1年間に得た所得を申告し、所得税などを確定する作業のことです。
会社勤めの場合には、【源泉徴収】や【年末調整】などにより、会社がすべて行ってくれます。
ワーホリに行くにあたり、多くの方が会社を退職されると思うので、その年の1月1日から出国する日までの所得を自分で【確定申告】する、というわけです!
ワーホリ行く人の確定申告のやり方は?
ワーホリに行くにあたっての確定申告には、4つの方法があります。
※これらは変更等の可能性があるため、国税庁のホームページ、チャット相談サーボス、電話などで必ず確認してください。
※年の途中で退職し、年末調整を受けずに源泉徴収税額が納め過ぎとなっている場合は、厳密には確定申告をする義務はなく、払いすぎている税金を確定申告・還付申告により戻してもらう、ということになります。
※給与収入や副業収入が一定ライン以上の方など、給与所得者で確定申告が必要な方もいますので、確認が必要です。
ややこしく感じるかもしれませんが、余裕があるなら、ワーホリ前の準確定申告で済ませておくことをおすすめします!
【準確定申告】体験レポート
自分で書類を作成する方法もありますが、
税務署に相談予約をして、必要書類を持っていけば、職員の方が代理で手続きを進めてくださります。
予約は1ヶ月先まで埋まっていることもあるため、早めに取るのがおすすめです。
持ち物は、
です。
私は税務署に行く1時間前に、国民年金保険料の明細も必要だと気づき、慌てて準備しました。
また、生命保険の控除証明書は、私が税務署に行くにまでに届かなかったため、諦めました(汗)
書類を税務署の方に渡すと、その場でパソコンを使って書類を作成してくださりました。
印刷後、
- 個人情報、口座情報、出国予定日の書き足し
- 「令和5年」となっているところを「令和6年」に修正
- 「確定申告書」に「準」の文字を書き足し
これらをしたら、手続き終了。
緊張して行きましたが、職員の方とワーホリの話をしていたら終わりました(笑)
まとめ
役所手続き・確定申告は、留学・ワーホリ前の最後のハードルだと思います。
職員の方々がサポートしてくださるので、準備物の確認・持参を忘れず、緊張しすぎずに手続きしましょう!
この記事が、ワーホリ準備中の方々の参考になると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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